概要
void 演算子は与えられた式 (expression) を評価し、undefined を返します。
| 演算子 | |
| 実装バージョン | JavaScript 1.1 |
|---|---|
| ECMAScript エディション | ECMA-262 |
構文
void expression
用途
この演算子は、「戻り値が undefined であってほしい場所に、それ以外の戻り値を持つ式を挿入したい場合」に有用です。
void 演算子は多く場合、void(0)(※「 0 を無効にする」に相当)を使用して、未定義のプリミティブな値を取得する為だけに使用されています。これらのケースでは、代わりに値が undefined の変数、未定義のグローバル変数などを使用する事もできます。
JavaScript URI
javascript: から始まる URI をサポートしたブラウザに於いて、window.location に undefined 以外が返される事によって意図せずページ内容が書き換わってしまうような場合に、これを抑制する目的でも使用可能です。
<a href="javascript:void(0);">クリックしても何も起こらない</a> <a href="javascript:void(document.body.style.backgroundColor='green');">クリックで背景色を緑色に</a>
もし上記コードで void() が用いられていなかった場合、ページ内容が式の戻り値により書き換わってしまうでしょう。
但し、javascript: 疑似プロトコルはあくまでイベントハンドラの代替であり、積極的に使用するべきではないでしょう。
【訳注: しかしながらこれは、戻り値を必要としないブックマークレットの作成の際などに役立つ場合があります。】